光と音のプログラミング ― LEDとスピーカーで作品をつくろう

Inquiry-Based Study

8×8 LEDパネルで光を、圧電スピーカーで音をプログラミングして、最後に光と音を組み合わせた自分だけの作品をつくって発表しよう。

ここでやること

光(LEDパネル)と音(圧電スピーカー)をプログラミングして、最後に光と音を組み合わせた自分だけの作品をつくって発表します。
  • LEDパネルに絵を描いて光らせる
  • 圧電スピーカーでドレミやメロディを鳴らす
  • 光と音を組み合わせて作品をつくり、発表する
全体の流れ(約60分)
ステップ内容めやす
1. 準備プロジェクトをつくって、SPACEBLOCKをパソコンにつなぐ10分
2. LEDパネルを光らせよう絵を描いて光らせる。アニメーションにも挑戦15分
3. 音を鳴らそう圧電スピーカーでドレミ・メロディをつくる10分
4. 光と音を合わせようLEDと音のブロックを組み合わせて、ちょっと触ってみよう5分
5. SAI(AI)に相談しようやりたいことをことばにして、AIとプログラム案をつくる5分
6. 作品をつくろう光と音で自分だけの作品をつくる10分
7. 発表しようつくった作品と工夫したところをみんなに見せよう5分

準備しよう

プログラミング画面を開こう。 「新しいプロジェクトを追加する」をクリックすると、プロジェクト作成ウインドウが出るので、「作成」をクリックしてプログラミング画面を開きます。
SPACEBLOCKをパソコンにつなげよう。 プログラミング画面を開くとデバイス接続ウインドウが表示されるので、SPACEBLOCKとパソコンをUSBケーブルでつなげます。つなげたら「USBで接続する」をクリック。新しくウインドウが表示されるので「SPACEBLOCK」をクリックしてから「接続」を押します。
※2回目からは自動でSPACEBLOCKがパソコンとつながります。

LEDパネルを光らせよう

LEDパネルをSPACEBLOCKにつなげよう。 USBケーブルの隣にある横向きピンソケットに、LEDパネルが立つように写真のようにつなげます。
※LEDパネルをつなげた後にSPACEBLOCKを持つときは、LEDパネルからは持たず、本体を持ってください。
絵を描いて光らせよう。 「LED」カテゴリをクリックして「RGB LED [A10] を点灯」というブロックをドラッグまたはクリック。プログラミング画面に追加されるので、最初からある「プログラム開始」ブロックにつなげます。
つなげたら色を選んで光らせたいところをクリック。絵ができたら「実行」をクリックしよう。
アニメーションをつくってみよう。 光らせられたら2枚目の絵を追加します。プログラムは実行するとすごいスピードで動くので、「基本」カテゴリの中にある「一時停止(1000)ミリ秒」ブロックを絵と絵の間に追加しよう。※1000ミリ秒=1秒。

音を鳴らそう

圧電スピーカーをSPACEBLOCKにつなげよう。 圧電スピーカーの赤と黒のワイヤ線の色を確認して、青色ピンソケットの図と同じところにつなぎます。
※LEDパネルと圧電スピーカーをつなげると、右の写真のようになります。
音を鳴らしてみよう。 「出力」カテゴリをクリックして「[A0(T2)]から[中のド]を(1000)(ミリ秒)鳴らす」ブロックをプログラミング画面に追加して、「プログラム開始」ブロックにつなげます。
  • 音の高さ(ドレミ)を変えたいときは「中のド」をクリックすると表示される鍵盤から選ぼう
  • 音の長さ(リズム)を変えたいときは「(1000)」をクリックして数字を入力しよう ※1000ミリ秒=1秒
ドレミなどの音と音の長さを組み合わせると、簡単なメロディをつくることができます。できたら「実行」をクリック。

光と音を合わせよう

LEDパネルの点灯と合わせて音を鳴らしたいときは、LEDブロックの後に音ブロックを並べます。プログラムを繰り返したいときは「繰り返し」カテゴリの中にある「繰り返す」ブロックでプログラムを囲もう。

AIアシスタント(SAI)を使う

AIアシスタント(SAI)に、やりたいことをことばで相談すると、プログラム案を作ってくれます。できた案は実際に動かして確かめよう。
AIは「完成品を出す魔法」ではありません。聞く前に「何を・どの色で・何秒・何回」を1文で言えるようにしよう。
AI活用の4ステップ
ステップ内容
1 話すやりたい動きを言葉にする
2 作るブロック案を見る
3 動かす実機で確認する
4 直す条件や時間を調整

AIプロンプト練習

良いプロンプトは、動かしたい結果を具体的に書くことから。出てきた案は 読む → 実行 → 直す でチェックしよう。
まず試す4つのプロンプト
テーマプロンプト例
赤と青を1秒ごとに交互に光らせたい。8×8 LEDで作るには?
圧電スピーカーで短い成功音を作りたい。ド・ミ・ソを使って。
順番LEDが光ったあとに、音が鳴るように順番を組みたい。
発想作品に使える光と音の合図を3つ考えて。

チャレンジ

できた人は挑戦してみよう。
  1. メロディ演奏:音の高さと長さを組み合わせて、知っている曲を演奏してみよう。
  2. 光と音のシンクロ:絵が切り替わるたびに、ちがう音が鳴るようにしてみよう。
  3. リズムマシン:「繰り返す」ブロックで、光と音がずっとループする作品にしてみよう。
  4. ボタンで操作:「基本」カテゴリの「ボタン(PA8)が押された」ブロックを使って、ボタンを押したら音や絵が変わるようにしてみよう。

作品をつくろう

光と音を組み合わせて、自分だけの作品をつくろう。どんな絵を光らせる? どんなメロディを鳴らす? 光と音のタイミングも工夫してみよう。
困ったら、下の参考プロジェクトを開いて、まねしたり改造したりしてもOK。SAIにやりたいことを相談して、プログラム案から始めるのもおすすめ。

こんなのが作れるよ! 参考プロジェクト

「光と音を組み合わせると、どんな作品になるの?」というときは、この3つを開いてみよう。どれもコピーして自分のプロジェクトにできます。中をのぞいて、まねしたり、絵や音をかえて改造したりしてOKです。
① アメイジング・グレース ひかりのコンサート
有名なメロディを、音の高さと長さのブロックだけで演奏します。1音ごとにLEDの絵が切りかわって、光のコンサートになります。フレーズごとに「かたまり(関数)」に分けているので、長い曲でも見やすいのがポイント。
② うちゅうへゴー!
「カウントダウン → はっしゃ → うちゅうをとぶ → にじのわくせい → おどろきのゲスト」と、お話のじゅんばんで光と音がすすむ作品です。場面ごとに絵と音をセットで考えると、こんなふうに作れます。
③ はなびミュージックショー
きんいろ・むらさき・ダブルの花火が、音といっしょにひらきます。「ひらく音」は低い音から高い音へならべるのがコツ。さいごはフィナーレでいっきに打ち上げます。

発表しよう

つくった作品をみんなに見せよう。
  • どんな作品?(タイトルがあるとかっこいい)
  • 工夫したところ・見てほしいところをひとこと
  • むずかしかったところ、次にやってみたいこと
おつかれさまでした!