2022-12-13 13:00

数値できない個人の能力と魅力、「非認知能力」とコンピュータ社会とマイコン

非認知能力とは、IQテストや学力テストなどでは数値化できない能力を指します。

近年、教育の分野で「子供の将来や人生を豊かにする力」として注目されています。幼少期に育まれる大切な能力です。コンピュータ化により、目まぐるしいスピードで移り変わる現代社会には欠かすことのできない視点となっていくでしょう。



「非認知能力」と「認知能力」

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認知能力を知ることで、非認知能力が理解しやすくなる

「非認知能力」とは何か。

「非認知能力」とは何かを理解するために、「認知能力」が何かを知ることが近道でしょう。

IQテスト、学力テストなど数値化により測定できる能力が「認知能力」です。

数値による順列や偏り、差の大小、相対的に区分けをすることで能力の有無、高低を表します。学歴や学校の成績とも言えます。

「非認知能力」とは数値化できない能力を指します。

そこには忍耐力や協調性、コミュニケーション能力など、多様な視点が用いられます。

「自尊心」「自己肯定感」「自立心」「自制心」「自信」など「自分に関する力」などが挙げられます。

そして「社会性」「協調性」「共感する力」「思いやり」「社会性」「同等性」といった「人と関わる力」にまで及びます。

学校の成績では表れない能力、魅力と可能性

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学校の成績は、テスト採点による順列や区分が大きく影響するものです。

一般的にテストの点が高い順から良い成績が付けられると言ってよいでしょう。

人が幸せで豊かな人生を送る上で大切なものは数値化できる能力だけではありませんよね。

テスト採点には結びつかない子供個人の魅力や能力・可能性に目を向けることは、子供の成長を促す教育の面からもとても大切なことです。

もし、国語や算数のように重要視される単元として、「前向きな姿勢」「自制心」「思いやり」などの教科があったら、素敵な学校だと思いませんか。

子供に、特に頑張ってほしい点は非認知能力の領域という親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

通信欄や注釈で積極的に触れる試みは昔から続いていますが、国語や算数の数値化された成績の補足として軽視されがちだったよう見受けられます。

新しい言葉でも、いつの時代にも存在した概念

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数字には表れない価値

自分の幼少期に置き換えてみると思い当たる節があるのではないでしょうか。

クラス内では勉強の順列が、あからさまになるものです。

その順列通りに、頭が良い、魅力的というわけではありませんでしたよね。

テストは平均点前後でも、人を惹き付ける魅力に満ちた同級生が思い出されます。

勉強は苦手でも、優しさや気が利くという評価の人気者もいたことでしょう。

学業が得意で目立てる子供の席数は決まっているものです。

30人のクラスでは、せいぜい3人から5人というところでしょうか。

教師に目を移しても、頭の良い先生というキャラクターとは別の、面白かったり優しかったり、人間味が持ち味の先生がいたはずです。

数値化できる能力を競い、順列するだけでは片手落ちだということは、いつの時代でも変わらない教育の問題点と言えるでしょう。

同じ年齢の子供の中での順列付けと、子供個々の個性を尊重することは反面性があり、難しいことですが同列で進めるのが理想的ではないでしょうか。

非認知能力に長けたスター達

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子供は未来の大人です。

可能性に満ちて、能力と魅力に満ち溢れた価値ある大人予備軍です。

子供の社会は大人社会の縮図などと言われますが、大人の社会が子供社会を抽出した一部なのかもしれません。

エンターテイメントの世界では数値で計ることのできない魅力こそ、大きな武器となりえるものです。

歌の世界では楽譜通りに歌わないオリジナリティが、味があるとファンを魅了し、二枚目俳優・美人とは異なるカテゴライズで人気を集める芸能人が数多く活躍し、成功しています。

アスリートやスポーツ選手は元来、パフォーマンスによる数値的に高いクオリティが求められるものですが前向きな姿勢、プラス思考、元気に振る舞える内面などが高く評価されることも珍しくありません。

プロ野球選手で、残る成績は芳しくなくても、請われて現役を続けられる選手は独特の存在感を持っているものです。

そのような存在が社会や子供に、前向きな姿勢の大切さを伝える役割も担っているのでしょう。

数値化できない価値には強みがある

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学校(の単元授業)では教えてくれないこと

学校の成績が良いことに越したことはないでしょう。

得意な科目があり、苦手な科目もあるものです。

教科には当て嵌まらないが子供を誉めてあげたいこともいっぱいあるものです。

自主的に物事に取り組んだり、率先して行動したとき。

前向きな姿勢が周囲に影響を及ぼし、元気よく声を出せる個性。

困った人を見かけたときの社会性ある振る舞い、優しく声をかけられる人間性。

教師も何かしらの単元の評価に還元してあげたいと思うことがあるかもしれません。

大人としてできることは、その個性を拾い上げて、子供本人の自信へ還元してあげることかもしれませんね。

通知表の良い評価をクラス内で争うことだけが評価ではなく、通知表の数値化には表れない個性を伸ばしてあげることは、とても価値のあることです。

コンピュータ社会で、より必要性を増していく非認知能力

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コンピュータによる演算処理の向上は社会の利便性とスピード化に貢献しています。

コンピュータは数値化の代名詞と捉えられることもできるでしょう。

ありとあらゆる膨大な情報を集約し分析し出力するコンピュータの進化。

今では既に、個々がコンピュータを用い、個人レベルで個性を投影する道具として広まりました。

スマホやタブレットという携帯性の高い端末には個人個々の嗜好が詰まった、いわば分身のような存在といえるのではないでしょうか。

認知能力の集約や出力の代表的な道具として見られていたコンピュータは今や、非認知能力の育みに貢献しています。

マイコンの小型化によるコンピュータ進化は情報集約と出力から、想像力の育み・発信、個人レベルでのプログラミング構築まで子供でも使用できる使いやすいツールへと昇華しています。

画一的な区分けや順列を超えて、個々の可能性や能力・魅力を伸ばすツールとして非認知能力の育みに子供用プログラミングツールが評価されています。

「非認知能力」の育みにおすすめのプログラミング教材「SPACEBLOCK」(スペースブロック)

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プログラミング教材「SPACEBLOCK」(スペースブロック)は子供が簡単に楽しみながら使用できるよう国内で設計されたマイコンボード。

小学校の教育カリキュラムに対応しながらも、非認知教育の育みにも役立ちます。

子供が「自主的に」、「創造性」を膨らませながら操作することで「自信」を付けていき、上達に欠かすことができない「忍耐力」「問題解決能力」を意図せず学んでいきます。

クラウド上への保存や拡張性にも富み、友達同士の「コミュニケーション」「協調性」にも作用していくことでしょう。小学生低学年でも操作できます。

カラフルでキレイな電飾ライトを点灯点滅させることから始まり、図形や文字、デザインなどが子供の自由な発想通りに表現されます。文字やデザインは自由自在に動かせ、そのさまは、まるで街の電飾看板のように美しく輝きます。

SPACEBLOCK(スペースブロック)はEdTech導入補助金2022 EdTechツールに採択されています。(※)

(※)

「EdTech導入補助金2022」は学校等教育機関および学校等設置者と教育産業の協力により教育イノベーションの普及を後押しする事業です。

・EdTech導入補助金2022

https://www.edt-hojo.jp/

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