【初心者向け】プログラミングを効率よく学習するための方法とは?
プログラミングは今や必須のスキルであり、2020年からは小学校でも必修化されています。しかし、小学生に限らず大人でも、プログラミングが身につかない人もいるのではないでしょうか。本記事では、このような疑問をもつ方に対しておすすめの学習方法を解説します。
- プログラミングの学習は初心者でも可能?
- プログラミングを学習する前に行うこと
- プログラミングを学習するのに必要なもの
- プログラミングを学習する具体的な方法
- 初心者におすすめのプログラミング言語
- プログラミングの学習に役立つサイト
- 小学生が学習するプログラミングとは
- 小学生におすすめのプログラミング学習方法
- プログラミングを学習することで得られること
- プログラミングの学習を効率よく進めるためのコツ
- プログラミングの学習で挫折しないためには
- プログラミングを効率よく学んで将来に役立てよう
プログラミングの学習は初心者でも可能?
「コンピュータの操作も慣れない初心者が、プログラミングを身につけることができるのか?」そのような疑問について回答します。
プログラミングとはなにか
コンピュータはプログラミング言語によって記述されたプログラムによって動作しています。プログラミングとは、プログラミング言語を用いてプログラムを作ることです。
コンピュータに動作を命令する指示書となるプログラムは、シンプルな処理を組み合わせたものです。プログラミングでは、シンプルな処理をどのように組み合わせてプログラムを作成するかが大切です。
また、プログラミングは意図した動作となるよう試行錯誤を繰り返しながら行います。そのため問題が発生した場合は、どこが問題か素早く見つけ、修正しなければなりません。そのための問題解決能力も求められます。
プログラミングの学習とは
プログラミングの学習ステップは、主に2つあります。1つは、プログラミング言語を習得すること、もう1つは簡単な処理をどう組み合わせるか、論理的に考える力を身につけることです。この2つは、実際にプログラムを数多く作り、経験することで学びます。
開発するプログラムは自由ですので、興味があるものから作っていきましょう。試行錯誤を繰り返すことで、優れたプログラムが作れるようになります。
初心者でもプログラミングは学べる?
初心者にとって、プログラミングが学べるかどうかは不安に思っている人がいるでしょう。しかし、学習方法を押さえ、挫折しないよう注意していけば、誰でもプログラミングができるようになります。
プログラミングを学んでいけるのか不安に感じてしまう理由として、プログラミング言語が思った以上に難しく、分からないと感じる点があげられます。これから解説する内容には、挫折しないためのポイントもありますので、ご参考ください。
プログラミングを学習する前に行うこと
目的を決める
プログラミングはプログラムを作るための手段でしかありません。そのため、プログラミングを学んでどのようなプログラムを作るのかを決めておきましょう。
プログラミングを学習すれば、様々なプログラムが作れます。
・ブログやショッピングサイトなどのWebサイト
・PCゲームやスマートフォンアプリ
・チャットや掲示板などのコミュニケーションツール
作成したいプログラムによって、学習するプログラミング言語も変わってきます。自分が作りたいプログラムを考えましょう。
学習するプログラミング言語を決める
目的が決まったら、目的を実現するために必要なプログラミング言語を決めます。プログラミング言語によって、学習に必要な環境や教材、習得難易度も変わります。
後述する「初心者におすすめのプログラミング言語」の章にて、学習しやすいプログラミング言語を解説しますので、参考にしてください。
学習計画を立てる
プログラミングを学習する期間を決めておきましょう。プログラミング初心者でありがちなのは、期限を決めておかなかったためにずるずると時間ばかりかかってしまい、学習効率が低下するケースです。
独学で学習するとしても、半年〜1年で計画を立てましょう。そして月ごとにどこまで学習するか目標を立てておくと、モチベーションを維持できます。
学習環境を準備する
学習方法にあわせて環境を整えましょう。独学する場合は、教材を揃えます。メジャーなプログラミング言語であれば資料や関連書籍が豊富にあり、Webサイトで情報を見つけられます。
プログラミングスクールで学習する場合は、目的のプログラミング言語が学習できるコースを受講しましょう。体験コースがあればそれを活用したり、卒業生の声を参考にしたりするのも有効です。
プログラミングを学習するのに必要なもの
パソコン
プログラミングを学習するにはパソコンでなくとも可能です。例えばタブレット、スマートフォンでも資料や動画を参照できます。しかし、パソコンの方が文字を入力するのにキーボードが使用でき、効率的です。
インターネットに接続できる環境
インターネットに接続できる環境があれば、世界中のWebサイトにあるプログラミングに関する情報を入手できます。また、勉強でつまずいても相談できるコミュニティが利用可能です。
最近ではプログラミングスクールで、対面ではなくインターネットを介して学習するオンライン学習形式もあるため、パソコンとインターネット環境は必須と言えるでしょう。
開発ツール
プログラムを作るためにはコンパイラなどの開発ツール(ソフトウェア)が必要です。しかしプログラミング言語によっては、最初からパソコンに入っているテキストエディタで十分なものや、プログラミング環境をそのまま利用できるサイトも存在します。学習するプログラミング言語にあわせて準備しましょう。
プログラミングを学習する具体的な方法
書籍やサイトで独学
最初はとにかくプログラムを書いて実際に動かしてみることが大切です。書籍やサイトで例文があれば、実際に例文を入力して実行してみましょう。その後解説を読んでコードを分析し、動作を1つ1つ理解していくことから始まります。
動作が理解できたら、自分なりにカスタマイズして動作を試してみましょう。思い通りに出来たら少しずつ機能を追加していきます。
大事なのは、少しでもいいのでプログラムを書く癖をつけることです。また、意図したとおりに動かなければ、ゆっくり考えて原因を1つ1つ取り除きます。この試行錯誤を繰り返すことが優れたプログラムをつくる第一歩です。
プログラミングスクールで学ぶ
「プログラミング学習環境をつくるのもよくわからない」「誰か教えてくれる人がほしい」という人は、プログラミングスクールで学ぶという方法もあります。コストはかかりますが、メンターからわからないところを丁寧に教えてもらえ、学習計画も考えてくれます。
また、メンターとの相性も重要です。メンターも人によって千差万別ですので、必ずしも自分にあったメンターに出会えるとは限りません。メンターとなかなかコミュニケーションが取れない場合は、スクールに相談することも必要です。
何か1つ作ってみる
プログラムの動作が理解できるようになったら、今度は1から自分が意図するプログラムを作ってみましょう。その後少しずつ機能を追加していき、またメンテナンスしやすいよう工夫するなど、分かりやすいプログラムを作ってみましょう。
例えば、全く同じ命令をプログラムの中のいろんな場所に記載しておくと、修正を行う際に同じ修正を多くの場所へ行わなければならず、メンテナンスが大変です。その場合は、関数・モジュールで共通部品として切り出しておけば、メンテナンスが楽になります。
プログラミングの学習は、試行錯誤と繰り返しであり、何か1つプログラムを作れるようになることがゴールです。書籍を頭から最後まで眺めるだけでは身につきません。独学でもプログラミングスクールでも、とにかく手を動かしてプログラムを実行し、試行錯誤を繰り返すのが1番の学習方法です。
初心者におすすめのプログラミング言語
HTML/CSS/JavaScript
HTML、CSS、JavaScriptは、Webサイトを開発するのに必要な技術です。HTMLはWebページを記述するための言語であり、CSSはHTMLで記述された文書の体裁や見栄えを整えるのに使うスタイルシートです。JavaScriptは、Webページの中でボタンやフォーム、アニメーションなどを実行できる言語です。
言語仕様が簡単であり、書籍や教材が豊富という点も特長です。また、開発生産性を高めるフレームワークも多数あるため、開発効率が良いという特徴もあります。フレームワークを利用すれば、Webサイトに必要な目次や一覧、検索画面が簡単に作れます。
Python
Pythonは今最も人気が高いプログラミング言語です。その理由は、AIや機械学習、データ分析の用途で使用できるという点です。現在注目されている分野で使え、またライブラリが豊富にあることから、おすすめのプログラミング言語です。
Pythonでは「誰が書いてもコードが同じようになる」点が意識されているため、書きやすく読みやすいという特徴があります。そのため、初心者でも学習しやすいプログラミング言語と言えます。
Java
Javaは非常に汎用性が高いプログラミング言語で、学習しておくと様々な用途で使え、多くの案件で対応できます。大規模業務システム開発の他、Webアプリケーション、Androidアプリ、組み込み系システム、IoTなど、さまざまな開発シーンで利用されています。
オブジェクト指向という考え方に基づいており、若干習得は難しいですが、求人数はトップクラスに多く、価値は高いです。Java技術者も多いため、教材が豊富という点もポイントです。
Ruby
Rubyは日本人のまつもとゆきひろ氏が開発した国産プログラミング言語です。ほとんどのプログラミング言語は海外で開発されているため資料も英語が多いのに対し、Rubyは詳細な資料が日本語で記載されているので非常に学習しやすいといえます。
Rubyは「Ruby on Rails」というフレームワークを使うことで、開発効率が非常に高いという点でも有名です。最も使われるのはWebアプリケーション開発であり、日本での案件も豊富です。
プログラミングの学習に役立つサイト
Progate
「Progate」はスライド形式でプログラミング言語を学べるコンテンツです。2022年2月現在で79レッスンが公開されており、無料版と有料版が選択できます。有料版では、月々1,078円(税込)で応用・実践レベルのコンテンツも利用できます。
前述の「初心者におすすめのプログラミング言語」の章でご紹介した言語は全て網羅されており、ReactやRuby on Rails等のフレームワークも学習できます。「とりあえず手軽な方法でプログラミングを試してみたい、動かしてみたい」「プログラミングの基本を学びたい」という方におすすめです。
ドットインストール
「ドットインストール」は3分以内の動画で基礎が学べるプログラミング学習サービスです。3分という短い動画ですので、すきま時間でも気軽に学習できます。
2022年2月現在で470レッスン、7,060本の動画が公開されており、一部は無料で見ることができます。全コンテンツが見られるプレミアムサービスは月額1,080円(税込)で利用可能。開発環境を整えるところから始まるため、これからプログラミングを学ぶ初心者や未経験者にも安心です。
コンテンツが非常に豊富なだけでなく「ゲームを作ろう」「Webサービスを作ろう」とプログラムを作ることがゴールとなっているため、「まずは1本何か作ってみたい」と考える方にもおすすめです。
Udemy
「Udemy」はプログラミングに限らずビジネススキル、会計などあらゆる分野の有識者による講座がオンライン動画で受けられるサービスです。183,000にも及ぶ豊富なコンテンツ量が特徴です。
教材買い切りタイプで、セールの場合は格安でコンテンツが購入することも可能です。プログラミング以外にもクラウドなどのITスキルや資格試験講座も学べるため、プログラミングだけでなく様々なIT技術も学んでみたいという方は、利用してみてはいかがでしょうか。
小学生が学習するプログラミングとは
プログラミング言語を学ぶことが目的ではない
2020年から小学校、2021年に中学校、2022年には高校と、段階的にプログラミング教育が必修となります。しかしプログラミング教育では、先ほど解説したJavaやRubyといったプログラミング言語を学ぶものではありません。プログラミング言語を学ぶことが目的ではなく、プログラミングをする上で必要な考え方「プログラミング的思考」を育むことが目的となっています。
プログラムは、小さな処理を組み合わせて作り上げます。そのためには、どのような処理をどの順序で組めば意図した動作になるか、論理的に考えることが求められます。小学校では、このように論理的に考える力を育みます。
パソコンを使用しない場合もある
先ほどはプログラミングを学ぶのにパソコンが必要と説明しましたが、それはプログラムを作成し実行するために必要なのです。「考える力」を育むのに、必ずしもパソコンは必須ではありません。
例えば、決まった動作が記載されたカードやブロックを並び変えるゲームを用いても、プログラミング的思考を育むことができます。
思考力や想像力、問題解決能力を育む
小学校では直接プログラムを行うための技術ではなく、プログラミングを行うのに大切な考え方や想像力、問題解決能力を育みます。例えば、コンピュータに三角形を作図させる問題があります。これはプログラミング言語で記載するのではなく、「線を引く」「回転させる」といった単純な命令を並び変えて回答します。
コンピュータがどのように動くのか想像しながら考え、試行錯誤しながら問題を解決します。プログラミング言語を使わずとも、頭の中で考えプログラミングを行うのです。
小学生におすすめのプログラミング学習方法
プログラミング学習教材の利用
ここでは小学生向けのプログラミング学習教材を2つご紹介します。
・SPACEBLOCK(スペースブロック)
「SPACEBLOCK(スペースブロック)」は、手の平サイズの小型コンピュータで、パソコンと接続することで作成したプログラムを実行させ、文字や画像を表示させることができます。プログラムはブロックを組み立てるイメージで行うため、キーボード入力に慣れていない子供でも可能です。
出力装置はLEDパネル以外に様々なセンサーモジュールも利用できるため、光だけでなく音や温度、明るさなどが数値化でき、プログラムで操作することで多様な変化を楽しむことができます。
・embot
「embot」はダンボールで組み立てたロボットにコンピュータをセットし、作成したプログラムを転送して自由にロボットを動かすことができる教材です。動かすロボットを作るところから行えるため、自分だけのオリジナルロボットを自由に動かすことが可能です。
プログラミングはアイコンや矢印などパーツを組み合わせて行います。レベルも5段階あり、段階を踏むことで複雑なプログラムが作成できるようになります。
小学生向けのプログラミング学習サイト
小学生でも学べるプログラミング学習サイトを3つご紹介します。
・Scratch
「Scratch」はマサチューセッツ工科大学で無償公開されているビジュアルプログラミング言語です。小学生でも利用できるように、ブロックを組み合わせてプログラミングできます。
予めキャラクターや背景画像が準備されており、これらを使ってゲームを作ることも可能です。また、Scratchは世界中で利用されており、開発されたプログラムが公開されているため、それらを参考にするだけでなく、自分が作ったオリジナルのプログラムを公開することもできます。
・Code.org
「Code.org」はAmazonやFacebook、GoogleといったIT大手企業がサポートする非営利団体で、子供向けにコンピュータサイエンスを学ぶことができるサイトです。1から自分でプログラムを作るのではなく、コースで出された課題をクリアすることでプログラミングを学ぶ仕組みとなっています。
年齢別に20時間ほどで学べるコースがあり、各コースには16〜20のステージがあります。1つ1つクリアしていき、ゲーム感覚でプログラミングが学べます。
・Viscuit
「Viscuit」(ビスケット)は、原田康徳氏によって作られたビジュアルプログラミング言語です。文字を一切使わずプログラミングができるため、子供でもお絵描き感覚で使うことができます。
画面上の「メガネ」だけでプログラミングを行うというシンプルな操作方法で、描いた絵を自由に動かせます。またメガネの操作を組み合わせることで、複雑な動きを表現することも可能です。文字が読めない子供でも学習できる点が特徴です。
プログラミングを学習することで得られること
独立・起業が可能
プログラミングができると、独立・起業も可能です。自らサービスを立ち上げたり、アプリを開発して公開したりすれば収入を得ることもできます。開発したサービスの規模が大きくなれば独立・起業するという流れです。
また、フリーエンジニアとして活躍するという方法もあります。つまり、プログラミングを学ぶことで、企業に所属することなく生計を立てることも可能ということです。
作業を自動化できる
プログラムを作れば、今まで手作業で行っていた作業をコンピュータにさせることができます。つまり自動化です。コンピュータは高速に処理が行えるため、今まで長い時間かけて手作業で行っていたタスクを短時間で実施でき、作業を効率よく行えます。
また1度作成したプログラムは何度でも実行できます。プログラムを作成するための時間が必要ですが、1度作成してしまえば以後の作業はずっと効率化できるため、大きなメリットが得られます。
場所を問わず仕事ができる
今やインターネットが普及しているため、パソコンとインターネット環境があればどこでも仕事が行えます。特にコロナ禍でリモートワークが求められる昨今では、プログラミングができると大変有利です。
また、育児や介護など何らかの理由で在宅勤務を希望する人にとっても、自宅でも仕事ができるというのは大変魅力があります。プログラミングができると、そのような個人的な事情においても対応可能です。
仕事の幅が広がる
プログラミングはIT業界に携わる人のみが必要とするスキルだと考えていませんか。そのようなことはありません。今や情報技術は幅広く普及しており、IT業界だけでなくあらゆる業界でコンピュータは使われています。コンピュータが使われているということはそこでもプログラムが存在するため、プログラミングができる人間が求められています。
そのため、プログラミングができるということは、あらゆる業界で働ける機会を得ることができるということです。仕事の幅が広がり、転職にも有利です。
副業ができる
企業が不特定多数の人に業務を発注する「クラウドソーシング」という新しい業務形態が広がっています。昨今では、クラウドソーシングを利用して副業を行う人が増えています。
クラウドソーシングでは、Webサイト作成やプログラム作成などの案件も多数あるため、プログラミングができると副業を行うことも可能です。
プログラミングの学習を効率よく進めるためのコツ
人によっては非効率な学習をしている可能性もあります。ここでは、効率的にプログラミングの学習を進めるためのポイントを解説します。
丸暗記はやらない
学習・勉強と聞くとやってしまいがちなのが、教材を丸暗記することです。プログラミングの学習では丸暗記は不要です。時間をかけて覚えようとしなくとも、何度もプログラミングすることで自然と覚えていきます。
また、プログラミング言語で用意されている関数の使い方も覚える必要はありません。マニュアルやリファレンスに全て記載されているため、必要な時に情報を得ればよいのです。
必要な部分だけを学んでいく
作成したいプログラムが決まっている場合は、そのための必要な情報を得ることから始めましょう。人によっては教材を最初から最後まで完全に理解してから取り組む人もいますが、それでは時間がかかります。そのため、必要な情報のみ教材から学ぶほうが効率的です。
インプットしたらアウトプットする
学んだ知識を理解しただけでは、プログラミングは身につきません。きちんと動作するプログラムを作れるようになって、初めて身についたといえます。そのため、教材をただ読んだだけでは十分とは言えません。
教材で知識をインプットしたら、必ずアウトプットするように心がけましょう。
プログラミングの学習で挫折しないためには
プログラミングの学習が思うようにいかず、挫折してしまう原因は何でしょうか。ここでは、挫折しないようにするためのポイントを4つ解説します。
まずは動かすことを目指す
プログラミングの学習で最も楽しい瞬間は、自分が作成したプログラムが思い通りに動いた時です。そのため、まずは自分が作成したプログラムを動かすことを目指しましょう。
プログラムを動かすことなく教材をいつまでも読みふけっているだけでは、プログラミングを学習する楽しさも得られません。プログラムを動作する環境を整え、教材の例文でもよいので、プログラムを動かすことが学習の第一歩なのです。
目的を決めてモチベーションを上げる
挫折する原因の中でも多いのが、プログラミングを学習するモチベーションが続かないケースです。目的がないと、モチベーションが維持できません。
目的を達成するためには、さらに細かい小さな目標を定めておくと、モチベーションを維持しながら学習を進めることができます。
毎日10分でも学習する
プログラミングはとにかく慣れることが大切です。日数を空けず毎日10分でもよいので取り組みましょう。挫折する人の中では、プログラミングしない期間が長く空いてしまい、プログラミングの学習に抵抗を感じてしまうケースもあります。
何か一つプログラムが正常に動作すれば、それだけでも勉強した成果はあります。
質問・相談できる人を見つける
プログラムが思うように動かず、行き詰ってしまっては子供も大人も学習をあきらめてしまいます。そのため、できれば質問や相談できる人を見つけましょう。プログラミングスクールでは現役のエンジニアに相談もできます。
子供がプログラミング学習をしている場合は、保護者が相談相手になるのが理想です。一緒になって学習すれば、コミュニケーションがとれるきっかけにもなります。
プログラミングを効率よく学んで将来に役立てよう
本記事では、プログラミングを学習するための効率的な方法について解説しました。効率よく学習を進めるためには押さえるべきポイントがあります。大切なのは、とにかくプログラミングを行い、手を動かして試行錯誤することです。小学生では、プログラミング的思考、つまり考える力を育むことを目的としています。
プログラミングの学習は楽しいものです。ぜひ本記事の方法を参考に、プログラミングを楽しんで学んでください。