2022-01-12 12:00

子供のプログラミングと開始年齢の関係。 早ければ早いほど望ましい、その理由。

大人に馴染みのあるお絵描き帳や積み木のようにプログラミング教育を採り入れられたら理想的ですよね。

編集する子供の側からするとどうでしょう。

お絵描きや積み木より、自分の操作によってコンピュータが動くさまの方が夢中になって取り組むのかもしれません。

自分が指示をした、自分が操作をした、自分がイメージをした、その通りにプログラムが動くのですから大人が危惧する難しさを超えた楽しい世界が、そこに広がってくることでしょう。

大人の常識や思い込みと、子供の感性には大きな違いがあるものです。

「プログラミング」「コンピュータ」「コーディング」など言葉の難しさが、まだ分からない子供のうちだからこそチャンスという見方もできるのです。



プログラミングは何歳から始めるのが良いのか

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小学校からプログラミング教育が必修化され、導入されました。

小学校低学年の段階からパソコンやタブレットが用いられ、従来とは異なるアプローチで展開される授業が増えていくのでしょう。

「学校で導入したものだから授業に任せておけばいい」など逃げ腰に考えると困るのは当事者である子供ですね。

言葉を理解する言語能力がないと算数や理科の設問が解けないことがあります。

同様に、必須化されたプログラミング思考は、年齢・学年によって積み重ねていくものですから途中で見失うと以降の理解力向上を妨げてしまうのです。

子供の成長度合いには平均的な目安と、個人差によるばらつきが混在しています。

生後何ヶ月で最初の言葉をしゃべったか、読める程度に文字が書けるようになったタイミングや、行動に成長を裏付ける変化が見られたり、十人十色と言えます。

小学校の授業で「プログラミング」という言葉が出るわけですから、抵抗やストレスが減るだけでも、そこに大きな価値があると言えます。

プログラミングを採り入れるタイミングは早いに越したことはないと言えるでしょう。

はじめての機械操作は学校ではなく家庭で

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パソコン黎明期はキーボードで文字入力が出来ることが、スペシャリストのように、天才のように、羨望の眼差しを向けられたものでした。

職場の人員採用で、パソコンが使える人間が応募してくると大きな期待をされたものです。

今はどうでしょうか。

逆にキーボード入力が出来ない、パソコンは使えない、などと面接で発すると一般的に採用に不利になるものでしょう。

どの年代、どのタイミングでコンピュータに触れたかで、その後の吸収度合いに大きな差が生じるものです。

言葉もまだ満足に話すことのできない幼少の子供が、ボタンを押せば機械は操作できることを知る学びは次のチャレンジへの好奇心も育むことでしょう。

初めての機械操作という嬉しい瞬間は、学校の教師とではなく、親御さんとともに迎えて欲しいものです。

プログラミングを言語レベルに一般的なものとして捉える

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算数のテストで「なにを問われているのかが分からなかった」。

理科の授業で「そのメカニズムは理解していたのに、説明や解答として文字化することが出来なかった」。

子供たちに実際に起こっていることであり、また親御さん自身に心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その事実を親御さんへ正確に伝えることさえ、とても難しいものです。

そもそも単元の理解度以前に、前提となる解読力という下地が一定レベルに達していないことは、正に教育を台無しにしてしまうものなのです。

小学校・中学校で、新しく必修化されたプログラミング教育では同様なことが多く起こる危険性を感じます。

「プログラミング」という言葉を避けずに向き合うこと、ここが第一歩になることは疑う余地もありません。

ケーキは3等分に分けられる

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ケーキは3等分に分けられる。

ケーキを3等分に切り分けられない子供を一つの例とし、非行少年と知的ハンディを取り上げたベストセラー本があります。

実は大人でも空間認識能力の誤認識により不得手な人がいるそうです。

丸いケーキを3等分にするため、しなくてはいけないこと、してはいけないことを会得する。

1度目の切り口は円の中心までの直線で留め、目分量でよいので中心点より2度目・3度目と3等分するのが一般的でしょうか。

1度目の切り口で、おおよそ1/3の面積を取り分けて、残りを等分しても勿論かまわないでしょう。

2度目以降の切り方も、意識の中で想定して切り分けることはとても大切なことだと思います。

算数で類似の授業はあるのですが、その教えを暗記したまま使用している人は少ないものです。

行動により一つの結果が出る、その行動にはあらかじめ結果を予測した組み立てが必要であるということです。

これこそプログラミング思考といえるでしょう。

こんな家庭でのやり取りから、プログラミング思考は育まれていくのです。

諸外国と比べた日本の小学生のプログラミング事情

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日本は現在、IT先進国とはいえないようです。

アメリカ、シンガポール、イギリス、インド、韓国、中国などではIT技術の発展を、それぞれの国の産業と将来に役立てようと子供の頃からプログラミングを取り入れることに積極的です。

異なる母国語を持ちながら、遠距離でありながら、コミュニケーションや良い競争が出来るのもプログラミングによる技術進歩のおかげだと言えるでしょう。

日本では民間の子供向けプログラミング教室も最近になって目にする程度で、盛んであるとはとても言えません。

子供のプログラミングにおいては、専門的なコンピュータ知識や技術の取得を目的としてはいませんが、どんな職業に就こうともプログラミング的思考は必要なスキルです。

多くの職業でパソコンやスマホが活用されるはず世の中では、基本の操作方法や最低限のシステムを知っておくことは将来の職業選択の幅を広げることでしょう。

小学校からのプログラミング学習必修化をきっかけに、コンピュータの分野で大きく羽ばたいて欲しいものです。

デジタルを活用した世代が親となっている、この時代の小学校プログラミング教育導入は、遅ればせながらも、とてもタイムリーなのではないでしょうか。

小学校でのプログラミング学習必修化も後押しして民間教室や、ソフト開発などこれからの成長が望めます。

SPACEBLOCKは小学低学年生からプログラミング学習可能

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SPACEBLOCK(スペースブロック)は子供の自由な発想がカラフルなLED電飾でカタチとして残るプログラミングシステム。

小学校低学年生でも楽しんでプログラミングを始められます。

まずは図形や文字を発光させたり、点滅させたり、街の電光掲示板と同じものが作れます。

頭に浮かんだデザインを構想し、自分で指示しながら出来上がっていく過程で学ぶことは多いでしょう。

香川県の小学校では既に、パソコンクラブでSPACEBLOCK(スペースブロック)を使用したプログラミング学習を始めています。

ゲーム感覚で楽しみながら日常生活の中にプログラミングを採り入れていきます。

子供たちの探求心や思考力、問題解決能力を育むことで、SPACEBLOCKがSTEAM教育の一環として役立っています。

「楽しい」から始まるプログラミング教育。開発ボード1枚から広がる世界は、ちいさな想像も大きな創造へ変わります。

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