未来へ 世界へ 深掘りも発想も叶う 身近なプログラミング
「プログラミング」という言葉よりも「プログラム」が日本人には馴染み深いものです。運動会の競技の順番が書かれたプログラムの紙が思い出されます。中身は白い紙ですが表紙に赤や青、黄色といったキレイな厚い紙が記憶に残っています。通常授業ではクラスごとのスケジュール消化です。全学年・全クラス・全校生徒を時刻通りにまとめるため、あらかじめ先に予定を知らせることでスムーズに進行するため広く使われています。通常授業で曜日ごとに決められた科目を記した表も代表的なプログラム表ですが、一般的に「時間割り」などの呼び名で定着しています。子供のころからプログラムという言葉は身近にありました。演奏会や催しの進行表が頭に浮かぶ方も多くいらっしゃるでしょうか。馴染みがあると分かれば身近に感じられるものですね。
- 生活の身近なところにプログラミングはある
- 利便性と快適性を高めるプログラミング技術の進化
- 「探究思考」を発揮して、より深く正しく本質と触れる
- 未来へ 世界へ IT 進化と密接なプログラミングスキル
- TEAM EXPO 2025 共創チャレンジ参加 子供向けプログラミング教材「SPACEBLOCK ® (スペースブロック)」
生活の身近なところにプログラミングはある
一日の始まり、目覚まし時計とプログラミング
目覚まし時計は古くより広く使われています。デジタル技術が進む前はゼンマイ式などアナログチックですが、プログラミング的な考え方が多角的に用いられています。時計針が時刻を迎えると音が出る仕様はハードの面でプログラミング的な仕掛けです。いつも同じ時刻に音が鳴るようなセッティング、早起きするときに前もって時刻を指定する準備も、プログラミング的な考え方によるものですね。音量を大きくしたり、小さくしたりできる操作性、技術が進むことで目覚めを快適にするための、音量が段階的に変わる商品も好まれました。快適な起床に適した音色の搭載、繰り返し音が鳴るスヌーズ機能、音ではなく光により気持ち良い起床を促す商品等と進化しています。
物体のプログラミング仕掛けと、非物体面でのプログラミング思考
物体として仕組み通りに作動する装置のハード面だけではなく、物体とは異なる時間管理や生活のしやすさといった内面的なソフトの面でも目覚まし時計には興味深いものがあります。決まった時刻に起床を促すだけではなく、気持ちよく起きるための工夫や、寝過ごし・二度寝防止対策など様々な問題が解決できるよう考えられてます。新しい発想と視点を、実用できる商品へと昇華させる技術にはハード面と、思考など非物理的なソフト面の両面の融合が必要不可欠だと言えるでしょう。独立した目覚まし時計という道具を超え、IT 時代の代名詞とも言えるスマートフォン機能の一つとして利用頻度も高く、プログラミングとの関連の強さを表しているのではないでしょうか。
利便性と快適性を高めるプログラミング技術の進化
快適な日常生活に大きく貢献するプログラミング技術の進歩
前日にセットした目覚まし時計を合図に一日が始まります。朝食・昼食など食事を作る調理器具もプログラミングによる物理的な仕掛けと、非物理的な気持ち良さに貢献する発想が多く取り入れられているものです。家電製品を通して IT 技術の進歩を再認識される方も多くいらっしゃるでしょう。洗濯機・掃除機の使いやすさは年々進化し、エアコンは温度調節のみならず多機能が定番に。加湿器・除湿機、空気清浄機も小型・軽量となり、特別な装置から一般家庭にあって当たり前のものへと普及しました。
使われるコンピュータの進化と 使う人間側スキルの成熟度
パソコンやタブレット、スマートフォンで出来ることは、とても多彩なので、日常使いでは製品の持っているパフォーマンスの1割も使えていないものです。これはウィンドウズ 95 が普及した頃も同じように言われていました。パソコンやスマホ自体が道具なのではなく、アプリケーションや接続先のコンテンツが独立した道具として成立しています。使うための、使われるべき道具の方が急速に進歩・進化を重ね、使う人間側が、その利用価値を持て余している現状に皮肉を感じることも少なくありません。演算や記録以外にも、人間よりコンピュータの方が優れた領域が増加しているようです。
「探究思考」を発揮して、より深く正しく本質と触れる
速い、便利で終わらせない、プログラミングを用いた教育指針
正確でスピーディー、便利で快適な実行がコンピュータの魅力です。同時に、上手く使うことで人間自身の「探究する能力」「非認知能力」を伸ばすことが、特に教育の分野で高く評価されています。ネット接続で、ほぼ全ての書物に関する情報に触れられるといってよいでしょう。昔から伝えられてきた事がらを、伝達することに重きを置かず、学ぶ側から問題提起し、解決策を見つける、自発的な学びが推奨されています。記憶した情報量を競うのではなく、自分自身で考えて問題解決に取り組む姿勢などを重視し、従来の点数評価とは異なる「非認知能力」の向上を重視しています。
点数の順列とは異なる数値で表せない能力を育む
コンピュータの得意な分野はコンピュータを使い、そのスキルの成功体験から自身の考える力を養う思考が大切です。どの作業にコンピュータを使うか、自分自身の発想を生かす場面はどこかを判断する力もプログラミング的思考だと言えます。主役は間違いなくコンピュータではなく、人間であること。IT 技術進化に寄りかかり、自身の思考力が停滞・衰退してしまうのでは本末転倒であることを知り、コンピュータを使う楽しさを作業の効率化と精度向上へつなげたいものです。「機械が想定通りに動かないときの対応や、自分の指示にエラーがある可能性」なども含んだ上で、正しくコンピュータを使用するスキルが、これからの時代に求められています。
未来へ 世界へ IT 進化と密接なプログラミングスキル
「好奇心」「未知との遭遇」は人生の宝物です
コンピュータにより、難しい計算が正確に早く終えられストレスが減るイメージは一定年齢以上の方でしょう。コンピュータで出来ることは、広い情報と触れられる、知らなかったことを深く知ることが出来るという、ネット接続前提のものへと変化したように思われます。海を隔てた地で、同じ分野に属する仲間やライバルとの情報収集など、やりがいを感じることでしょう。同じ時代を生きる者として、外国文化とリアルタイムで触れ合える環境は、とても刺激的で好奇心をくすぐられるのではないでしょうか。論理的に物事を考えられた、自発的な行動は、コミュニケーション能力にも繋がります。
未来へ そして世界へ 、IT 時代に必要な個人のプログラミング能力
海外各国が同じ地に集う万博は、とても魅力的なイベントです。コロナ禍もあり、リモート会合が定着した今日だからこそ、現場で実際に集い、直接会話をし、体感するメリットは大きなものになるはず。IT 技術の急速な進化が再確認される場面も多いことでしょう。IT の進化は、プログラミング技術の進歩と関わりが深く、これからの時代にプログラミングスキルが必要なことを暗示しています。IT 教育で遅れを指摘される日本の地で 2025 年に大阪・関西万博が開催。多様な人たちがチームを組み、多彩な活動で大阪・関西万博とその先の未来に挑む、みんなで作る参加型プログラムです。「見るだけではない、あなたが主人公になる万博」として盛り上がりをみせています。
TEAM EXPO 2025 共創チャレンジ参加 子供向けプログラミング教材「SPACEBLOCK ® (スペースブロック)」
デジタル技術の変化を楽しみ、創造力をもって探究する人へ提案しているブロックタイプのプログラミング教材「SPACEBLOCK ® (スペースブロック)」。誰ひとり取り残さない、全人プログラミング教材として、直感で簡単に操作できるのが特長です。学校教育で必修化されたとはいえ、教える先生も教材も決まっていない学校が多い実状。日本の教育課程に対応し、インストール不要で特別な知識もなくプログラミングによって光らせたり動かせたりする”モノづくり”成功体験を重ねプログラミングスキルを育んでいきます。オンライン上で、どこからでもアクセスでき拡張性が高く、長年に渡って使用できるマイコンボード。「SPACEBLOCK®(スペースブロック)」は、経済産業省から探究学習等サービスとして認定され全国の教育機関にも広まりつつあります。(※1)
(※1)
「探究的な学び支援補助金 2023」は、学校等の教育機関と教育産業の協力により、探究学習等の高度化を推進する事業です。
・探究的な学び支援補助金 2023 のご活用について:
https://www.avad.co.jp/news/44/
・EdTech 導入補助金 2022 株式会社 AVAD 効果報告レポート(2022 年度実施参考)
https://ictconnect21.jp/ict/wp-content/uploads/2023/03/EDT00078_2022report.pdf