2023年12月29日 12時00分

大阪・関西万博へ向けた「ミライの学び」ワークショップで「プログラミング体験」を実施

2025 年に開催される大阪・関西万国博覧会は、子供たちにとって「未来」への期待と「世界」への興味が高まるイベントとなりそうです。この万博への期待感を高めるべく、咲洲プレ万博(※1)および NewE EXPO2023(※2)が開催され、その一環として株式会社 AVAD(アバド)が SPACEBLOCKⓇ(スペースブロック)を展示しました。スペースブロックは、小学生低学年でも簡単にプログラミングができ、同時に論理的な思考を養う教材です。「誰ひとりのアイディアも取り残さない、全人プログラミング」の理念のもと、スペースブロックを用いた体験は、子供たちにとって新しいイノベーションを生み出すための機会となりました。複雑なプログラミング概念にとらわれない創造性豊かなモノづくりを通じて、未来のリーダーたちに新たな視点とスキルを提供しています。



万博隣接地域のプレ万博 NewE EXPO 2023

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「ミライ」への期待、「セカイ」への興味

子供の時代に自分の国で開催される万博は、未来への期待と世界への興味を掻き立てる素晴らしい機会です。50 年以上前、1970 年の大阪万博で初めて紹介されたワイヤレス電話が、現代のスマートフォンに進化し、私たちの日常生活に欠かせないものとなりました。このような技術の進化は、子供たちに夢と希望をもたらし、未来への想像力を広げます。一方で、プログラミング学習は現在必修となっていますが、学習の進捗や方法は学校によって異なります。そこで、自国での万博開催は、子供たちがプログラミングに触れる絶好の機会となるでしょう。特に日本が後進国とされる IT学習において、万博は最新の情報や広い交流を通じた学びを提供できるでしょう。

万博近隣地域に のべ 2047 名が参加! 賑やかな雰囲気のプレ万博

「子供と社会のつながりの場」として、様々なジャンルのプログラムが揃ったプレ万博は、子供たちが自分の興味に合わせて、学びを楽しむことができました。企業や自治体、教育機関、個人が協力し合い展開している、次世代型教育プロジェクトとして注目されています。テクノロジー・化学・文化・SDGs・スポーツなど、幅広いジャンルを横断的に考えることができ、立場や組織を超えて共創する素晴らしい取り組として評価も高く、多岐に渡るコンテンツを体験した子供たちの将来への好影響が期待されます。

光る、動く!簡単モノづくりプログラミング!

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スペースブロックによる簡単プログラミング

「スペースブロック」を使用したワークショップでは、受講者が簡単なプログラミングを学んだ後、自らのアイディアをセンサーやパーツ、ブロックを駆使してプログラミングによる“創作モノづくり”に挑戦しました。このワークショップは、小型マイコンボードとクラウドを利用した、子供たちが楽しんで使えるように設計されたプログラミング教材です。ブロックを積み上げるような直感的な操作は、初めてプログラミングに触れる子供たちにとっても楽しい体験となり、充実感と達成感の笑顔を浮かべていました。

街の電光掲示板を作ったような満足感

このプログラミング体験は、まるで街の電光掲示板を作り上げたような満足感をもたらしました。自分の名前や好きな言葉、図形が美しい色で輝く様子を実現する過程は、子供たちにとって初めての挑戦。文字が色鮮やかに動く、まるで自分が作った電光掲示板のような感覚が、彼らに新しい興奮をもたらしました。大人たちも「こんなことが簡単にできるのか」と、IT 技術の進歩に驚きを隠せませんでした。この成功体験は、プログラミングに対する意欲を刺激し、次なる課題に前向きに取り組む非認知能力を育む一助となります。探究学習への好奇心を高め、より良い結果を求める姿勢を養うプログラミング教材となっています。自分のアイディアを形にし、未来への一歩を踏み出す場として、多くの子供にとって初めてのプログラミング学習への入り口となりました。

130 名の受講者中、120 名から「良い」との高評価

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年齢毎の評価.jpg

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小学 1 年生~4 年生が多く受講し、子供が簡単にプログラミングを楽しく学べる教材であることが再確認できました。アンケートからは、受講された子供のプログラミング経験者は 4 割程度。6 割程度の子供はプログラミング未経験との回答です。学校では必修化されているプログラミング教育ですが、まだまだ、学校以外の場所で初めてプログラミング体験をする子供が多い現状です。

身体の動きに連動した体感アトラクションも実践

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体の動きに連動して、その場でプログラム変更できるアトラクションも

スペースブロックは、プログラミングを学ぶ際の大きな強みとして、高い拡張性を持っています。通常のパソコンやタブレット、スマートフォンの画面から離れて、プログラミングに触れることができる点が新鮮であり、学びの新しい形を提供しています。その特長の一環として、身体の動きに連動して、その場でプログラムを変更できるエンターテイメント性があります。このようなアトラクションは、実社会においてもコンピュータとプログラミングの恩恵が机上だけでなく、生活のあらゆる場面で根付いていることを示しています。複雑で高度なシステムでも、それは単純で簡単なプログラミングから派生し、組み合わさって形成されています。子供たちがこの仕組みを理解すると、自身の興味や好きなことを深堀りし、本質を理解しようとする欲求が生まれます。

“楽しい”と感じる遊びを取り入れたプログラミング

また、「楽しい」要素を取り入れたプログラミングが注目されています。学習において、単一方向の知識伝達から抜け出し、子供たちが課題を自分で考え、解決に取り組む能動的な学びが重視されています。遊びの中で楽しみを感じ、それを深めていくことで、「深く知りたい」「もっと上達したい」「発展させたい」といった学びへの欲望が育まれ、理想的な学習環境が構築されます。

新時代の「探究学習」「STEAM 教育」対応ツール

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“楽しい”から始まる次世代プログラミング教育

スペースブロックは、未経験の小学生でも手軽に扱える子供向けプログラミング教材で、楽しさを前面に押し出しています。パソコンやタブレットの画面上でブロックを組み立て、光ったり動いたりする仕組みを通じて、子供たちはプログラミングを体験し、モノづくりに挑戦します。この教材を通して、端末画面だけでなく実際の社会におけるプログラミングが体感でき、自発的な工夫や論理的な手順の考え方が養われていきます。

従来の教育概念に縛られない「次世代の学び」を促進

クレジットカードほどの小さなマイコンボードを使用し、パソコンやタブレットとの接続を通じてクラウドを利用したシステムに対応しています。シンプルな設計ながらも、拡張性と互換性に優れており、音を鳴らすシステムや、パソコン画面を超えて身体の動きと連動したアトラクションやスポーツができる拡張ツールも開発されています。この柔軟性は、STEAM 教育への対応ツールとしての魅力を備え持つこととなります。アイディアを考え、自分の手で具現化する力が養われるとともに、自発的な学習が探究する学びの楽しさに繋がり、評価されにくい非認知能力の発展を促進します。

「光る、動く!体感する!簡単モノづくりプログラミング」子供向け教材「SPACEBLOCK」(スペースブロック)

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「スペースブロック」は、デジタル技術の進化を楽しみ、創造力を育むためのプログラミング教材として注目されています。この教材は、クレジットカード半分ほどのサイズに収められた高性能なマイコンボードを中心に据え、小型でありながら優れた機能を備えたプログラミング教材です。小中高の「総合的な学習の時間」や「情報」の教科など、探究的な学びの機会を提供します。挫折せずにプログラミングの面白さを発見できるように設計され、インストールが不要で特別な知識も必要ありません。光らせたり、動かしたりするモノづくりの体験を通じて、プログラミング能力を育んでいきます。この教材は STEAM 教育とも親和性が高く、すでに小学校のパソコン倶楽部活動で採用されている学校もあります。

(※1)咲洲(さきしま)プレ万博は、大阪・関西万博に向けた機運醸成などを目的とした官民連携プログラムであり、プロジェクトの詳細は下記 URL より確認できます。

https://sakishima-pj.jp/

(※2)NewE EXPO2023 は、サキシマ ミライの学びプロジェクトとして咲洲プレ万博実行委員会などが主催しました。イベントの詳細は下記 URL より確認できます。

https://new-e.jp/expo2023/

公式ブログ
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