2021年11月24日 12時00分

子供のプログラミング学習は、 目的ではなく、方法です。 子供のプログラミングの始め方。

「プログラミングが出来る子供」とは頭が良く好奇心が旺盛な子、または親御さんが教育熱心などと思われるのではないでしょうか。

「こんなものを作りたい」を実際に作れる、「もっとカッコよくしたい」を実際の指示作業により変えられる、その発想から実践まで具体的な作業を学ぶことが「プログラミング学習」と言えます。

もし、ひらがなやアルファベット、丸や四角・星などのカタチやデザインを電光掲示板のように、思いのままに動かすことができるとしたら。

その楽しさは、子供のやる気を刺激することでしょう。



プログラミングを始めるきっかけ

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時代に合わせて変わるもの、そして時代が移っても変わることのないものが入り混じる、目まぐるしい昨今です。

子供の好奇心は後者:時代が移っても変わることのないものの一つ。

その好奇心の対象は、時代とともに変わりゆくものと言ってよいでしょう。

小学生のとき初めて自転車に乗れた満足感、初めてゲームに夢中になったときめき、初めてオシャレを誉められた自慢気な喜びは、大人になった今でも足跡のひとつとしてしっかり残っているもの。

そんな足跡の一つと考えられるプログラミング学習を学ぶことには、多様な価値があるのです。

子供がストレスなく動かせるブロックプログラミング

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コードやプログラミング言語といった専門用語が世の中には多数あります。

それらは詰め込むように暗記して覚える必要はなく、数年後に理解すればよいこと。

近年、分かりやすく子供向けに考えられた商材が続々と発表されるようになりました。

まずは子供が動かしたくなるようなカラフルなブロックをパソコン画面上から選び、指示を重ねていくブロックプラミングから始めるとよいでしょう。

子供の理解度によっては、専門用語やそのシステムはよく分からないが「こうしたら、こうなった」の繰り返しにより操作手順を覚えることも多いのです。

「こうしたかったが、ならなかった」を通して「では、こうしよう」という新しい考え方が自発的に芽生えるメリットは大きなもの。

操作に慣れるまで、操作を覚えるまでの過程から得ることもたくさんあるはずです。

「面白そう!楽しそう!」の先に拡がる世界

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子供ほど純真無垢な、人間らしい生物はいないのだろうと思っています。

直感的に、視覚的に、魅力を感じるものに没頭する子供たち。

「面白そう!楽しそう!」その先に拡がる世界を、子供自身が自発的に開いていけることこそ目的であり、親・大人はその手助けに長けた先輩であると望ましいと思います。

いずれ出会い、学ぶことだから、とコードやプログラミング言語に先走ることなく、「触れてみたい、動かしてみたい」という子供と同じの目の高さまで、しゃがんで物事を考えてみることは親御さんにとっても新たな発見があることでしょう。

多くの場面で、我が子の発想や行動力に対して、贔屓目を差し引いても魅力的な人間であることをきっと再確認できるはずです。

街中にあるプログラミングと大人と子供

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実は街中に、子供がプログラミング学習を始めるきっかけが散らばっているようです。

昭和時代よりも、さらに増えたことでしょう。

そして、ますます増えていくことは容易に想像できます。

お子さんと、いつも並んで歩く道端。

動く文字、電光掲示板。

「あれ、おもしろいねぇ、どうしてだろう?」

大人の方でも初めて見たときには驚いたのではないでしょうか?

こういうご時世ですからお子さんに脇見歩きしながらの話しかけや、突然歩を止めて会話を進めたりしてはいけませんよね。

前後の人の流れをちゃんと確認したうえ、通行の邪魔にならないスペースを確保したうえで、『あれ、おもしろいねぇ、どうしてだろう?』と問いかけてみたくなります。

お子さんから返ってくる答えがどんなものか、楽しみでたまりません。

子供の目の高さにあるものを想像してみる

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物質的な目の高さに限らず、子供の考え方と同じ目の高さまで思考的にしゃがんで会話すること、とっても必要なことです。

電光掲示板で文字が動くシステムを子供がどのように捉えているか、とても興味があります。

「文字が動いているのではなく、点滅と消滅の時間差で動いているように見えるなんて不思議だなぁ、面白いなぁ。」ここまでの解答はなかなか出てこないでしょう。

これの小さい版なら子供でも作れる、なんてことを知ったら虜になるのではないでしょうか。

一つの電球を点けるたり消したり出来るのであれば、電光掲示板の流れる文字列が作れてしまう。

色も自分が好きな色で、好きな順番に決めることが出来るのです。

視覚的な満足感と工程に対する達成感

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「見て、見て。」「できた、できた。」

親御さんが聞こえると嬉しい言葉の代表格ではないでしょうか。

自分が作った、自分がひらめいた、自分が考えた、子供の無垢な達成感を得た喜びは次の課題へ向かう足掛かりとなっていくものです。

まずは一つの電球を点けたり消したりできるということを知る。

この積み重ねと遊び要素を取り入れたアレンジが電光掲示板なのです。

『電光掲示板の動く文字に自分の名前が流れたら楽しいね』

“そんなの無理だよ”

夢見妄想だと照れるように、笑い転げるお子さんもいそうです。

『色は何色にしようかな』

『文字の前後に模様があったらもっと楽しいね』

そんな想像力に富んだやり取りができるのではないでしょうか。

一つの電飾に対して点くか点かないか、の指示を重ねると、こんなものまで作れてしまう。

逆にいえば、魅力的な視覚や豪華絢爛は、一つ一つの点ける点けないを積み重ねた結果のものである、ということが言えるのです。

目の前の作業がもたらすものはなにか

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子供は目の前のことが大好きです。

大人に向かうにつれて、先の結果や行く先を案じるように知恵をつけていくものです。

目の前の作業に没頭する子供の発想と行動を、親御さんがときに後ろから見守り、ときに脇で寄り添い、ときには導きながら過ぎていく時間はかけがえのないものです。

キーボードは、かな入力よりもアルファベット入力(ローマ字入力)が広く推奨されています。

かな変換の方が馴染みのあるものですが、ある程度の年齢になれば、このキーとこのキーを押せば望む変換候補が記されることを体験により会得された方が多いのではないでしょうか。

子供目線ではキーボードのキーや、マウスによる選択とクリックは、なぜだか新しいものを生み出す魔法のような仕掛けがあるように感じることでしょう。

子供自身は目の前の楽しさと面白さを追いかける。

親御さんは、子供自身の満足感・達成感を通じた、その先にある自己形成とプログラミング的思考の会得を見据えて欲しいのです。

プログラミング操作の会得が目的で終わることなく、この作業を通じた経験、達成感や満足感が子供自身の次の歩みに影響を及ぼしていきます。

子供のプログラミングはSPACEBLOCKから

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子供のプログラミング学習はSPACEBLOCK(スペースブロック)から始めることをお勧めします。

8×8個、色とりどりのLED電飾。ひとつひとつを点けるか点けないかの選択指示でカラフルに動く電光掲示板、イルミネーションが作れます。

この自分で発想し、作り上げる「組み立て能力」「問題解決能力」こそ、のちの成長に欠かすことのできない思考力を高めるのです。

従来の文系・理系のような枠組みを越え、5つの教科を横断的に学ぶことは、実生活においても役立ちます。

プログラミング学習が必修化した今、プログラミングを学ぶための有力な学習教材としてSPACEBLOCK(スペースブロック)をお勧めします。

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