2022年11月17日 12時00分

遊ぶ道具から、必要なスキルへと変化する小さな「マイコン」の無限の可能性

コンピュータ創成期より、研究や専門知識の探求と並び、遊びの道具として認知されてきた「マイコン」。入力したプログラミングから出力される結果は学術の進歩のみならず、遊び心を刺激しました。コンピュータ化が著しく進む現代ですが、日本はIT人材の不足が叫ばれています。小学校から導入されているプログラミング教育の必修化はIT人材不足の解決にも期待されています。



コンピュータの進化と普及に欠かせなかった遊びの道具という側面

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使いやすさと、面白さ・楽しさが相互作用で格段に進歩したコンピュータ

コンピュータが世の中に浸透していくさまはリアルタイムで体感し、見てきました。

開発や研究とは違い、ユーザーにとってのパソコンは魅力的な遊びの道具として迎え入れられたケースが多いものです。

トランプゲームの処理速度の心地よさに優越感を感じ、夢中になりました。完成する最後の一札をクリックした瞬間にトランプ札が舞う「プログラミング」の虜になったと言えるでしょうか。

ワープロソフトでは変換により候補に上がる漢字群と、自らの知識を混同しながら駄文を進めたものです。小説家や詩人を目指し、自称する者も増えたものです。

煩雑な作業は除かれて、サクサクと操作が進む、人知を超えた処理速度の速さに時代の移り変わりを実感したものです。スーパーマリオブラザーズに代表される単体ゲームとは異なり、パソコンならではの多岐に渡り網羅された汎用性に、何でもできる機械として多くの人が虜になりました。

生活を、仕事を、趣味を、個人を変えたであろうコンピュータ時代の到来

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現代、そして今後の生活に欠かせないものとなったコンピュータ。

停電や、サーバーのトラブルにより不便を被るストレスは社会問題につながります。

個人の端末や、ネット接続の不具合すら大きなマイナスの影響になりますよね。

コンピュータが普及する前の生活や価値観には既に戻れないよう見受けられます。

文字の読み書き、目覚まし時計や、お皿洗いなどコンピュータ化以前のやり方で不都合のないものを探す方が少ないように思います。

一歩、街へ出れば、信号機や電車の切符・改札、エレベーター。

企業や教育機関でもコンピュータ無しの日常は考えられないのではないでしょうか。

そしてそれは、コンピュータに付随する仕事への需要が高まったことと無縁ではありません。

2030年日本のIT人材は最大79万人不足する?(※1)

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IT人材不足が叫ばれる日本

ウィンドウズ95の発売より30年経ちます。コンピュータ化の加速は増し、日常生活になくてはならないツールとなりました。

2030年、日本のIT人材は最大79万人不足する(※1)との発表がありました。

あらゆる場面にコンピュータが利用され、職業や職場での活用も定着していることから「意外なこと」という第一印象です。

小学校からのプログラミング教育の必修化導入は、早い時期からのコンピュータ利用を促し、IT人材不足の解決の点でも大きな期待をされています。

遊びの道具をきっかけにコンピュータと早い時期から触れることが機会喪失を防ぐ役割を果たすことにつながるかもしれません。

IT人材として適うためには、コンピュータを操作するスキルに加えて、コミュニケ―ション能力や、問題解決能力、物事を論理的に組み立てられる能力、発想力なども問われます。これらの能力はすべて、「プログラミング教育」必修化の中でも抽出されているスキルであることも見逃せませんね。

(※1 経済産業省発表 : 参照

https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s03_00.pdf

IT人材が不足する不思議と納得

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ウィンドウズ95の発売から数年後は、コンピュータに関わる仕事へ進む人材が増えていくのだろうという風潮があったものです。

今、「将来のなりたいものはユーチューバー」と子供が答えるノリで、「コンピュータ関係の仕事をしたい」という子供や若者が多くいました。

なりたいものに、「ゲーム関連」「クリエイター」「プログラマー」との答えは、この20年間一定数の回答を集めています。

IT人材が不足する要因は、専門性の高さ ・ ITスキル以外にも求められるのコミュニケーション力 ・ 進化の早さ などが挙げられています。

ゲームをして楽しいから職業にしたい、発信するのが好きだから仕事にしたいという心持ちと、実際求められているIT人材とのギャップが見て取れるようですね。

記録装置からインターネット、そしてクラウドへ

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コンピュータの小型化と使いやすさで広がる現代社会

コンピュータの進化は、記録装置からの発展と言えるのではないでしょうか。

始まりは人間の思い付いたことを入力し、記録しておく装置。その入力から出力する際の、演算や選択の指示を施す作業がプログラミングとなります。

インターネットで外の世界との繋がりを果たしたことで、パーソナルコンユータは飛躍的に価値を増します。

そして大量のデータ保存や、送信と受信の許容量が難点として浮かび上がると、近年のクラウドという発想で、端末に格納するのではなく、通信アクセスによるデータ操作が実装されました。

次は、メタバースの着想が世の中を席巻するでしょうか。

進化著しいIT技術の世界は目まぐるしい変化を遂げています。

幼少のころ国際電話は、日本からアメリカへ海底ケーブルで繋がる「糸電話の仕組み」と知って技術と労力に感嘆した時代背景とは何もかも異なる現代社会。

今の小学生が大人になる10年後のスタンダードを想像することも難しいのかも知れません。

ドッグイヤーと呼ばれるIT技術進化の早さと、プログラミング教育の導入

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犬の1年が、人間の7年に相当するという比喩からIT技術の進化はドッグイヤーと呼ばれます。

デジタルネイティブ、Z世代が親となる現代。

コンピュータとの共存は、子供たちが大人へ向かい成長していく過程で避けて通れない命題とも言えそうです。

小学校から必修化されているプログラミング教育は、日常生活や将来の就業を見据えて、端末操作とコンピュータの仕組みを理解する新しい発想。

出来るだけ早い時期にコンピュータと触れ合う。

使って楽しい遊び道具としての入り口があり、操作や仕組み覚えることで、知識の会得や、思考力の育み、人間形成へとつながっていきます。

大人ほど先入観の強くない子供時分に、早くコンピュータと触れ合う必要性を案じている親御さんはとても多いのではないでしょうか。

マイコン初体験におすすめのプログラミング教材「SPACEBLOCK」(スペースブロック)

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プログラミング教材「SPACEBLOCK」(スペースブロック)はSTEAM教育に対応したマイコンボード。

パソコンの一部分のような小さなマイコンボードですが、安い価格で購入できるのでお子様がプログラミングに初めて触れるツールとしてオススメです。

SPACEBLOCK(スペースブロック)は、子供が直感的に操作できるマイコンボード。

難しいプログラミングコードが、色付きのブロックに視覚化されたことで、小学生低学年でも操作できます。

カラフルでキレイな電飾ライトを点灯点滅させることから始まり、図形や文字、デザインなどが子供の自由な発想通りに表現されます。

文字やデザインは自由自在に動かせ、そのさまは、まるで街の電飾看板のように美しく輝きます。

実際に小学校のクラブ活動でも使用されていて、子供の主体性・自主性を育むプログラミング教育ツールです。

SPACEBLOCK(スペースブロック)はEdTech導入補助金2022 EdTechツールに採択されています。(※2)

(※2)

「EdTech導入補助金2022」は学校等教育機関および学校等設置者と教育産業の協力により教育イノベーションの普及を後押しする事業です。

・EdTech導入補助金2022

https://www.edt-hojo.jp/

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