2022年06月13日 12時00分

プログラミングとは何か。子供に説明できますか?

小学校から必修化されたプログラミング教育。

すでに小学生低学年から導入されている新しい試みです。

親御さんが理解すべきことは2つ。

これからの時代を想定してコンピュータを使えるようになること。

もう一点、子供がプログラミング的な考え方を出来るようになること。

コンピュータを使うプログラミング教育と、コンピュータを使わないプログラミング教育(プログラミング的思考の育み)の二面性から成り立っています。

昔から伝わる子供遊びには実は、プログラミング的な考え方を身に付けることを目的としたものが数多くあるものです。

遊びを通じて学びにつなげるとの発想自体がプログラミング的思考でもあり興味深く感じます。

瞬間的な場面場面での判断に、それまでの経緯・そののちの展開を想像することはとても大事なことですね。



プログラミング的な考え方と子供の成長

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昔から伝わる子供遊びにはプログラミング的な考え方を身に付けることを目的としたものが数多くあります。

赤ちゃんが早い時期に使うものとして、幾つか想像できるものがありますね。

「おしゃぶり」など代表的でしょうか。

乳幼児にしゃぶらせるためのゴム製用品が一般的です。

言葉をまだしゃべることの出来ない赤ちゃんを落ち着かせ、泣きやませる道具として、ほぼ全てのひとは使用したことでしょう。

ゴム素材の製品化前には、植物などをくわえさせるなど古くから用いられています。

赤ちゃんが、ものをくわえていると落ち着くという結果をふまえて、おしゃぶりが用いられます。

指しゃぶりを避けるためという理由も多いでしょうか。

口が開くことで口周りの筋肉への影響もあるでしょう。

デメリットにも注目され、誤飲防止や出っ歯をはじめとした歯並びに対策された商品も注目されています。

赤ちゃんの側からすると、お気に入りのおしゃぶりをくわえていると落ち着く、という因果関係が成長過程の始まりなのかもしれません。

幼児期を経て小学生へと成長するにつれ身の回りの道具や遊びが変わっていき、そこに生じる因果関係を掘り下げていくとプログラミング的な考え方が身近なものとして伝えられるのではないでしょうか

昔から伝わり残る子供遊びはプログラミング的思考の宝箱(たからばこ)

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子供遊びは時代とともに移り変わっていくものです。

しかし新たに生み出されたものより、ひも解いてゆくと類似の着想をアレンジしたものが目につきます。

おしゃぶりの後には、ガラガラ、積み木、お絵描きへと周囲のものが変わっていきますね。

子供が身の周りの玩具を使うことで知育発達にも期待するものです。

ガラガラを好む子には、リズム感とダンスの才能に目を細めます。

子供自身が、ガラガラを振る動きによって発した音を楽しんでいるようです。

早く振れば強い音、手を逆方向へ戻し振ると変わるリズムを本能的に理解する姿はとても微笑ましい。

積み木遊びでは鳥瞰的な才能が見てとれるはずです。

大きな長方形、小さな長方形、三角形の積み木を重ねることで正しい考え方を会得します。

三角形の積み木を一番下に置くと、安定せずに上に積めないことは学ぶ必要があります。

三角形の積み木は最後に、一番上に配置する、これはプログラミング教育の一面といえるでしょう。

お絵描きでは、画家や漫画家に限らず、立体的な芸術の才能へつながるかも知れません。

ものを表現するための、オリジナルを生み出す個性は早い時期に認めてあげたいものです。

のちの職業選択やライフワークに関わることも多く、コンピュータを使えるようになったとき、表現したいものがあることは大きなメリットになるものです。

「次にどうなるかな?」子供プログラミングの胆(きも)です

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子供の実生活の中で、プログラミング的な考え方を上手に探してあげられると子供は取り組みやすくなりますね。

「次にどうなるかな?」「どうしてこうなったのかな?」子供自身が、因果関係を考えることこそプログラミング教育の胆(きも)です。

経緯を頭に浮かべる力、先を想像する力、違う場面で応用する力を養うのが狙いです。

逆に言えば、経緯を無視する、先の想像をしない、これを避ける狙いがあります。

三角形の積み木を最初に一番下に置くと、長方形の積み木は上に積むことができない。

経験により、積み木の順番を学ぶことが必要な年齢・必要な子供が実際にいます。

子供の自由な発想から生み出された創造的で個性的な行動は伸ばし、注意力に欠けることと知識不足は是正してあげたいものです。

子供の日常生活の中で「次にどうなるかな?」「どうしてこうなったのかな?」こんな言葉を発する機会はプログラミング的な考え方を学ぶチャンスになるでしょう。

順序立てて考えることの重要性を、プログラミングという言葉で表しているという理解でもよいでしょう。

組み立てて考えること、組み合わせて考えることを、プログラミングという言葉を用いた義務教育での取り組みです。

コンピュータを使うプログラミング教育

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プログラミング教育という言葉で、コンピュータを使うことに胸をときめかせる子供も多いものです。

パソコン・タブレット・スマートフォンは子供にとって憧れの対象です。

ネットにより、外の世界と画面で通信できることを知る子供も多くいます。

ゲームの延長という理解でも構わないように思います。

良質のゲームも沢山ありますし、海外の大人と通信している小学生も珍しい存在ではありません。

なぜ、キーボードパッドを押すと文字が画面に現れるのか、という仕組みを理解するのは、後回しでよいでしょう。

押せば文字が打てる⇔文字を打つためにはボタンを押す、この因果関係を体験することも教育の一環です。

コンピュータ操作の毛嫌いや、機械喪失にならないように教育の場でも取り組んでいく時代背景です。

プログラミング教育の一面の狙いはコンピュータスキルを高めること。

情報を速く多く得る、創造し表現し発信する、知見を深く掘り下げるなど可能性は無限大に広がります。

いまの子供たちが大人に育った時代には、コンピュータの先にある世界がもっと広く近いものになっていることでしょう。

コロナ禍におけるオンライン授業の必要性もあり、子供にとってコンピュータが急速に身近なものになりました。

早い時期からコンピュータに触れあうことは必要不可欠だといえるでしょう。

プログラミング教育の狙いの一面は、早くからコンピュータと触れることということができます。

子供プログラミングはSPACEBLOCK(スペースブロック)から!

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すでに実際に小学校のパソコン倶楽部で使用実績のあるSPACEBLOCK(スペースブロック)は、子供の使用を前提に日本国内で開発・設計されたマイコンボード。

経済産業省で実施しているEdTech導入補助金2022のEdTechツールにも採択されています(※1)。

画面上のブロックを積み上げるように子供が視覚的に直感的に、コンピュータ操作してプログラミングとふれあえます。

初めてプログラミングと触れ合う子供を想定し、遊びの延長・ゲーム感覚で始められます。

8×8マスの電飾をコンピュータプログラミングにより点灯させることからスタート。

慣れていくにつれ、文字やデザインを描けるようになっていきます。

色を選んだり、点滅させたり、文字やデザインを動かしたり、街の電光掲示板や動くイルミネーションのようなオリジナル作品が創作できます。

学習要項に沿った使用も想定しているので遊びながら学べるプログラミングツールです。

※1

「EdTech導入補助金2022」は学校等教育機関および学校等設置者と教育産業の協力により教育イノベーションの普及を後押しする事業です。

・EdTech導入補助金2022

・SPACEBLOCK(スペースブロック)のEdTech導入補助金2022採択について

※EdTech導入補助金を利用したSPACEBLOCK(スペースブロック)の無償利用についても紹介しています。

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