2022年02月24日 12時00分

名前が付いていなかった、教育のある一面に付いた呼び名。それが必修化された「プログラミング教育」であるという考え方。

小学校から必修化されたプログラミング教育。

プログラミング教育には異なる二面性があります。

ひとつは、プログラミングという言葉に早くから接することでコンピュータ使用のスキル(技能・会得した能力)を上げること。

もうひとつは、プログラミング的思考という言葉が指す「順序立て」「組み立て」「理由」「分析」「共有」といった日常の暮らしに必要な感覚を学ぶことといえます・

後者はコンピュータ操作と関わりないもの。

日常生活における行動や思考の礎(いしずえ:物事の基礎となる土台)を築くものです。



プログラミング教育は、言葉の響きほど難しいものではない

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小学校から必修化されたプログラミング教育。

新しい言葉に尻込みしてしまう親御さんが多いことかと思います。

過大に心配することはないでしょう。

小学生低学年のうちから「ものごとを順序立てて考えましょう」「なぜこうなっているのか理解していきましょう」と、正しく考えること・確認作業という理解で構わないのです。

大きな四角の積み木、中ぐらいの四角の積み木、小さい三角の積み木と3種類の積み木があります。

3つの積み木を重ねるというお題が出たとしましょう。

一番下に、三角の積み木を配すと、上に2つ重ねられないことがありますね。

子供によって、遊びごころや性格で差はあるでしょうが、一番下に大きな四角の積み木、真ん中には中ぐらいの四角の積み木、一番上には小さい三角の積み木の順番で置くのが簡単だということを学ぶのがプログラミング教育の考え方です。

この順番で積めば、他の積み方よりも安定していることも理解していきます。

子供には子供それぞれの考え方があります。

どうしても、最初に一番下に小さい三角の積み木を置きたいのだ、という子供もいるでしょう。

それは案じてあげたうえで簡単に置く手順、安定して置く手順としての順番を知ることも必要なのです。

起床直後からプログラミング的思考が始まっている

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プログラミング教育には異なる二面性があると記しました。

コンピュータの話題からは一度離れて、実生活の身近なプログラミング的思考を考えてみましょう。

多くの方の一日は、目覚めから始まります。

起床ののち意識下による行動から始まり、それぞれの時間を過ごしたことでしょう。

布団から離れると私は、まず水で口内をゆすぎます。

睡眠中に口内は雑菌が増えるとの学びから数十年来変わらないルーティーン(決まった手順)となっています。

口をゆすぎ、うがい後に、口の中がキレイにさっぱりとなる気持ち良さを知っていることで習慣付きました。

それまでは、朝は口の中がネバネバと不快であるものだ、と割り切っていたよう思います。

口をゆすぐことは、目的ではなく方法である。

目的は口内の朝のネバネバによる不快さを除くこと、口内をキレイにさっぱりすることです。

不快を除くために何をすればよいか、気分良くするためにどうすればよいか、に対して論理的に導き出た答えとも言える習慣です。

朝の歯みがきは、どのタイミング?

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私は起床後、口をゆすぎ、歯みがきをします。

あまり良いことではないですが、朝食を摂らない日が多いことが理由のひとつです。

朝食を摂るタイミングによって、歯みがきは朝食後に一度だけという方もいらっしゃるでしょうか。

一般的に、起きてすぐの歯みがきが推奨されていますね。

それぞれの環境や、時間を始めとした理由があっての習慣でしょう。

歯みがき粉を使うか否かに、考え方がいくつかありそうです。

起きてすぐに朝食を食す方にとって、食事前の歯みがき粉使用は味覚に影響しそうなので、起床後はブラッシングだけ、朝食後に歯みがき粉を使う方もいらっしゃいそうですね。

どうせ朝食後に歯みがきをするのだから二度手間を省く、という結論の前に、起床後の口内環境のことを考えたいものです。

朝食後に歯みがきをする意味と、起床して早く歯みがきをする意図が異なることは知識としても理解しておくべきです。

朝は二度磨くのが当たり前と習慣づいている方は、プログラミング的思考が優れている表れかもしれません。

ママさん、パパさんはプログラミング的思考の天才です

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家事上手はプログラミング的思考が優れている方といえるでしょう。

逆に言えば、家事は今ひとつ不得手な方はプログラミング的な考えを上手に取り入れることで家事がはかどります。

料理の手順は新しい発見の繰り返しではないでしょうか。

3つ4つの作業を効率よく、美味しく仕上げるための気付きや工夫。

火が通るのを待つ時間に、他の作業を挟む知恵などプログラミング的思考という言葉が生まれる前から実践されていたことですね。

生活を支える基盤、仕事への従事もプログラミング的思考の集大成といえます。

プログラミング教育を経ていない大人ばかりの現代社会で、つつがなく日々を送れるのは一つの才能だといえるでしょう。

たまには、ほんのひとときでも自分がどれだけやったか窓に映っている素顔を誉めてあげて欲しいものです。

交通信号機のない町に

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数年、あるいは十数年前の報道。

慢性的な過疎もあり交通信号機のない町が日本国内にあったと報じられました。

その地に初めての信号機が設置されたニュースでした。

自動車の通行量が増えたり、事故の備えだけが理由ではありません。

「子供が他の町で困らないように」

時代は変わらなくても、地や環境が変われば、そんなこともあるのだなと合点したものです。

学校や家庭で信号の仕組みは教わるものでしょう。

テレビでは当たり前のように交通信号機が映るものです。

町に初めての信号機が付き、手を挙げて子供たちが渡る場面が繰り返し流れます。

「青は渡る」「赤は停まる」「黄色は注意」 「信号機は青でも右見て、左見て、もう一度右を見て」

紙で説明されたり、話しに聞いていた感覚とは異なる実感を、横断歩道を渡る子供たちは抱いたのではないでしょうか。

実際の信号機を初めて目にし、そのシステムを体感することはとても大事な体験です。

家族旅行の出かけ先で初めて実物の信号を目の当たりにしたとき、もしはぐれてしまっていたら、などよからぬ想像をしてしまいます。

発光や点滅の面白さに、見上げて近寄ってしまうのかもしれません。

SPACEBLOCKで、動かす楽しみと動く仕組みの理解を一挙両得

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これからの時代、ますますコンピュータが生活に入り込んできます。

どんな職業に就くにしてもPCとスマホの操作は必要なスキルとなっていくことでしょう。

ブロック崩しやインベダーゲームに夢中になった世代以降、任天堂ゲーム機を経てスマホアプリゲームへと習ったわけではないのに、いつのまにか操作できる人材が増えてきました。

楽しみながら、自発的に動かすことがコンピュータスキル習得への近道だといえます。

SPACEBLOCK(スペースブロック)は、ゲーム感覚で年齢に合わせて操作できるプログラミングツール。

「どうやったら、ここが光るのか」「どうして隣に色が点いたのか」「文字やデザインをリズムよく動かしたい」などなど、子供たち思い思いのイメージが8×8マスのカラフル電飾でカタチになります。

マイコンボードを動かす楽しさを知り、その仕組みを理解することが実生活の「順序を理解した正しい考え方」「組み立てる考え方」「組み合わせる考え方」「思わぬ場面で解決する考え方」に役立っていきます。

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